一途に
2006年11月28日「飯食い行こうよ」
先輩からの
電話で
夕飯は
パスタに決定。
お店に入ると
先輩の隣に
小田切君がいた。
あの日以来
会ってないし
連絡も取ってなくて
“どき”っていうより、
“びく”っとした。
「ひさしぶり!
聞いたよ、発表するんだろ?」
すっごい笑顔で
あたしの肩を
がしっと掴む。
変わらない笑顔に
ほっとした。
あたしが
相変わらず
たくさん食べるので
先輩が
笑ってた。
「ちっこいのに
よく食うよなぁ」
ほんと、
こんなに食べるのに
なんで
チビで細っちいの?
背の高い
いわゆる“美人”に
すごい憧れるよ。
かずちゃんの
彼女は
まさに理想。
背が高くて
整った顔立ち。
すらりと伸びた手足。
似てるのは
髪が長くて
色白なところだけ。
神様って不公平だ。
帰りは
小田切君が
送ってくれた。
気まずい雰囲気なんて
全くなくて
楽しくて
この人といると
居心地がいい。
コーヒー買って
公園に
寄り道。
少しだけ
ベンチで
話をした。
「おれのタイプは
目がでかくて
色白で
背がちっこい子なんだ」
夜空を見上げて
そう言った。
「だから
ひなには一目惚れだったんだよな。
“超タイプ!”って」
小田切君は
あたしのこと
先輩の写真で見て
知っていたらしい。
「まーフラれちゃったけど?」
向日葵みたいに笑う
小田切君。
まっすぐで
ドキドキした。
「一途に想い続けてるとこも
お前のいいところだから」
うん。
あたしもそう思う。
かずちゃんを好きで
そしたら8年経っていて
ただそれだけだけど
けっこうすごいって思う。
かずちゃんを
想う気持ちだけは
誰にも負けない
自信があるよ。
「おれって
見る目はあるんだよなー」
小田切君に
好きになってもらえて
よかった。
こんなに
優しくて
素敵な人に
好かれるなんて
自分に
少しだけ
自信が持てたよ。
ありがとう。
先輩からの
電話で
夕飯は
パスタに決定。
お店に入ると
先輩の隣に
小田切君がいた。
あの日以来
会ってないし
連絡も取ってなくて
“どき”っていうより、
“びく”っとした。
「ひさしぶり!
聞いたよ、発表するんだろ?」
すっごい笑顔で
あたしの肩を
がしっと掴む。
変わらない笑顔に
ほっとした。
あたしが
相変わらず
たくさん食べるので
先輩が
笑ってた。
「ちっこいのに
よく食うよなぁ」
ほんと、
こんなに食べるのに
なんで
チビで細っちいの?
背の高い
いわゆる“美人”に
すごい憧れるよ。
かずちゃんの
彼女は
まさに理想。
背が高くて
整った顔立ち。
すらりと伸びた手足。
似てるのは
髪が長くて
色白なところだけ。
神様って不公平だ。
帰りは
小田切君が
送ってくれた。
気まずい雰囲気なんて
全くなくて
楽しくて
この人といると
居心地がいい。
コーヒー買って
公園に
寄り道。
少しだけ
ベンチで
話をした。
「おれのタイプは
目がでかくて
色白で
背がちっこい子なんだ」
夜空を見上げて
そう言った。
「だから
ひなには一目惚れだったんだよな。
“超タイプ!”って」
小田切君は
あたしのこと
先輩の写真で見て
知っていたらしい。
「まーフラれちゃったけど?」
向日葵みたいに笑う
小田切君。
まっすぐで
ドキドキした。
「一途に想い続けてるとこも
お前のいいところだから」
うん。
あたしもそう思う。
かずちゃんを好きで
そしたら8年経っていて
ただそれだけだけど
けっこうすごいって思う。
かずちゃんを
想う気持ちだけは
誰にも負けない
自信があるよ。
「おれって
見る目はあるんだよなー」
小田切君に
好きになってもらえて
よかった。
こんなに
優しくて
素敵な人に
好かれるなんて
自分に
少しだけ
自信が持てたよ。
ありがとう。
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